津田沼陶芸教室のいろんなことについて、電話や直接訪問された方から質問されます。
こちらがびっくりするような質問もありますが、とても新鮮です。
陶芸を始めようかと思ったころには、自分もそんな疑問を持っていたなぁ・・・、と。


見学だけでもできますか? 

教室が開いている日なら、見学できます。
開講日カレンダーでお確かめていただき、メールか電話でお申し込みください。

教室で作るやきものは「なに焼き」ですか?

教室の会員がつくる作品についても、私(主宰の林)のつくる物についてもよく質問されます。そして、ちょっと困ってしまいます。
なぜなら「なに焼き」でもないからです。
しいて言えば私のものは「林焼き」。会員の大橋さんの作品は「大橋焼き」ということになります。

唐津焼、信楽焼、備前焼、美濃焼、常滑焼、益子焼き・・・・など、各地にさまざまな「○○焼き」があります。
なせ「○○焼き」と名前が付いているか。それは産地のブランドだからです。
「あ、備前焼フェアをやってる!ちょっとこの店、のぞいてみようか」と、思ってもらえるメリットがあるからブランド名が付けられているのです。

いっぽう陶芸作家の場合は、個人名がブランドです。
信楽の粘土を使っているとしたら、それは作品をつくるうえで、その粘土が表現しやすいという理由からです。

趣味で陶芸をしている人(教室の会員)は、「アマチュア陶芸作家」です。
ですから、唐津の粘土を使っていても宮崎さんの作品は唐津焼ではなくて、「宮崎焼き」ですね。

教室では、酸化と還元の両方の焼成ができますか?

酸化・還元の両方ができます。
   
私(林)が初めて陶芸を習った陶芸教室が、酸化と還元の両方ができる教室でした。
陶芸の面白さに目覚めたのも、還元焼成の変化に富んだ焼き上がりがあったからこそ。
粘土が荒々しい表情を見せたり、灰に含まれる鉄分が青く発色したり、銅分が紅になったり・・・・。
   
還元は酸化に比べて焼く手間は掛かりますが、この面白さは会員にも味わってもらいたいので、酸化と還元の両方で焼いています。

作った作品を持ち帰るまでに、どのくらいの日数がかかりますか?

最短で1か月。ふつうは1か月半~2か月後と考えてください。
   
【作業の流れ】
1、粘土で形を作った作品は、半日おいて少し乾燥させてからビニールでくるみます。
2、翌週には少し固くなるので高台出しなどの削りができます。
3、削り終わったら、完全に水分が抜けるまで自然乾燥させます(10日くらい)。
4、完全乾燥したら素焼き(800℃くらい)します。
5、素焼きしたものに、絵付けや釉掛けを行ないます。
6、それを本焼き(1230℃~1250℃)して出来上がりです。

※実際に生徒さんが作業するのは1・2・5の作業です。
※窯がスカスカの状態では電気代やガス代がもったいないので、みなさんの作品があるていどたまってから、素焼きや本焼きを行ないます。

教室では、家で作った作品も焼いてもらえますか?

次の条件を満たせば焼成できます。
1、当教室の会員であること。
2、当教室で購入した粘土で作った作品であること。
3、当教室の釉薬を掛けること。

※正体不明の粘土や釉薬は教室の窯を痛める危険があるために、原則としてお断りしています。

教室では、子供も教えてもらえるのでしょうか?

小学生以上ならOKです。
小学生の場合は、お母さんなど家族の方の付き添いをお願いしています。
お子さんの作る傑作を、手伝ったり、褒めてあげたりしてください。
(付き添いの方は無料です)ご家族の方もレッスンを受けながら作品をつくる場合は、レッスン料をいただきます。
「陶芸体験」も同様です。

※お子さまについては、現在は休止中です

陶芸体験レッスンを受けたいのですが、手びねりと電動ロクロ、どちらが良いでしょうか?

「いずれは電動ロクロをやりたいけど、まったく経験がありません。手びねりで「体験」を受けたほうがいいでしょうか?」という質問をよく受けます。

そんな人こそ、電動ロクロに挑戦してみてください。「体験レッスン」の良さは、電動ロクロにチャレンジできるチャンスです。
形は気に入らないかもしれませんが(それが味になっていることも!)、何かの器はできますから安心してください。

形の良い器を確実に作りたいという方は、手びねりの体験レッスンをお勧めします。
お茶碗、皿、湯のみ、などを作る方が多いですね。
リハビリのために手指を動かしたいという方にも、手びねりがお勧めです。

体験お申し込み・お問い合わせ047-473-3333お気軽にお問い合わせください。

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